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古文単語帳の選び方

◎古文単語は数が少ない?

みなさんは、古文単語帳は、何の単語帳を使っていますか?

一般的に古文単語は、英単語と比較すると覚える量が少なくて済みます。本屋さんで見ていると、英単語は2,000語以上、少なくとも1,500語以上を掲載している単語帳が多いようですが、古文単語はというと、一番多くて700語ほど、少ないものは200~300語だったりします。これなら覚えられそうですね。

 

◎私が使用していたのは「ゴロゴ」

私が受験生の時には「ゴロゴ手帖」を使っていました。あほみたいなゴロとあきれたくなるような絵が565個も並んでいて、「これで覚えられるのかな~??」と半信半疑でしたが、それが覚えられるんですよね。不思議なことに。英語長文でぐちゃぐちゃに使った脳みそを休憩させるのにぴったりで愛用していました。

※ちなみにゴロゴはたくさんシリーズが出ているのですが、私がすきなのは「ゴロゴ手帖」でした。565個全部にゴロがついているし、大きさもちいさくて持ち運びやすいんです。

 

◎生徒によって「合う」と感じる教材は違う

だから、当然生徒にもお勧めするのですが、合わない人は合わないんですよね。食べ物や洋服と一緒で、普段使うものにはそれぞれ好き嫌いがあるので、ゴロでは単語が覚えられないという人もいました。そんな人にはオーソドックスな単語帳を紹介してみたりして、それぞれ自分に合う教材・単語帳を選んでいるようです。どんな教材も一長一短。逆にいえばどの教材を使っても大差はないということです。

どんな教材でも、しっかりとその教材をやりこむこと。

いくつも手を出すのではなく、これと決めたものを完璧にしてから次の教材に進むこと。

そして何よりごちゃごちゃ考えずにまずはやってみて合う合わないを判断することが、自分一人で自学自習をするときには必要になってくるのではないかと思います。